Acute care surgery 認定外科医って
専門資格取得のメリットは、
1) これまでの自分の診療を体系的に振り返る事
2) しっかり時間をとって網羅的に勉強する事
の二つが大きいことだと考えます。
ACS認定外科医取得にはまず経験内容の申請が必要です。詳細は学会HPなどに譲りますが、専門医取得を考えている方は経験術式は詳しくみて目標をたてると良いと思います。特に外傷手術経験のコンプリートは困難なですので、同術式や同臓器の定期的手術を代わりにカウントできるシステムとなっています。消化器外科における低難度〜高難度手術などです。ある程度外科医・消化器外科としてやっていないとやや厳しい印象ですが、その厳しさは個人的には賛成です。他に前略、経過なども記載した症例サマリーの提出なども必要です。あとATOMとかのoff the job trainingとか、、。
さて、筆記試験や面接ですが、日常外傷診療、急性腹症診療、集中治療診療、手術および周術期診療に加えて、JETECを網羅的に読み込めば充分だと思います(今回はATOMコースやDSTCコース、SSTTコースのテキストも参照にしましたが、、)
認定外科医の名に恥じないように、、
日々継続していく自己研鑽・経験があれば、資格が色褪せないと信じて頑張ります。
新専門医制度の二階建ての専門資格にならないかなあ、、。